提供元:死ぬ程洒落にならない怖い話を集めてみない?267
http://toki.2ch.net/test/read.cgi/occult/1306857595/
1:
本当にあった怖い名無し:2011/06/01(水) 00:59:55.63 ID:DUbL4ZOa0
貴方が聞いた・体験した怖い話や、
2ちゃんの色んなスレから拾ってきた死ぬ程洒落にならない怖い話を集めてみませんか?
・ジャンルや、事実の有無は問いません。
・創作も歓迎です
(創作と宣言すると興ざめてしまう方もいますのでご注意ください)
・要は最高に怖ければいいんです
前スレ
死ぬ程洒落にならない怖い話を集めてみない?266
http://toki.2ch.net/test/read.cgi/occult/1306323205/
14:
本当にあった怖い名無し:2011/06/01(水) 02:49:32.85 ID:CiOL8pPQ0
心霊でもなく別に怖くもない話だけど私的にかなり鬱だった話
一昨年の春くらいの事だけど朝の6時過ぎにマンションの部屋のインターホーン
が鳴ったんで、何だと?思いながら眠た目こすりながら受話器で応対したんだが
「××署ですが昨夜の1時半くらいにこちらのマンションで飛び降り自殺があった
のですが、ちょうどこちらの階近辺からの飛び降りたようなのですが、何か
お気づきになった事ございませんでしょうか?」
ちょうど前日は12時過ぎは就寝してたので気付かなかったし、嫁にも念の為に
確認したが知らないとの事でそのままを警察に伝えると「そうですか分りました
早朝からお騒がせしてすいませんでした」そんなやりとりで結局ドアも開けずに
用件が完了してその後の連絡もなく終った。
そんな事から数日後、エレベーターで顔見知りと同乗したので少し気に掛かかる
事もあったので件の飛び降りの話を振ってみた。
「救急車とパトカーが来てたらしいねぇ。・・お宅の部屋の前にハイヒールが
揃えて置いてあったらしいなぁ、ほんまかなわんねぇ。」
言っとけよなぁ警察・・・、気にかかるというのが半年前くらいに不倫して
すったもんだの末に別れた女がうちの自宅も知ってたからなんだがお陰で数週間
は鬱々とした日々を過ごしたわ。
90:
本当にあった怖い名無し:2011/06/01(水) 23:20:27.55 ID:ydBWlOMD0
昔だけど墓地で遊んでてかくれんぼをしようって事になった。
(隠れる場所なんて殆ど無いのによくやったなと思う)
普通はみんなでかい墓の後ろとか茂みとかに隠れるけど
ヒロって呼ばれてた馬鹿が納骨堂の扉をあけてその中に隠れて入ってたんだわ。
93:
本当にあった怖い名無し:2011/06/01(水) 23:26:55.97 ID:ydBWlOMD0
結局いくら探してもヒロが見つかんないから「帰ったんじゃね?」って事で
みんなで帰っちゃったんだ。
墓地から100mくらい離れた時だったかな。
いきなり墓地の方から物凄い叫び声が聞こえたんで
みんなで振り返って墓地のほうを見たんだ。
「今の悲鳴?」「ヒロかな?」「見に行こうか」
って話をしてたんだけど戻ると坊さんに見つかりそうでヤバイって流れになってそのままそこで待とうって事にした。
でも、10分くらい待っても誰も来ないから俺たちはそのまま帰った。
94:
本当にあった怖い名無し:2011/06/01(水) 23:33:40.67 ID:ydBWlOMD0
次の日さすがにみんなで帰っちゃったのはまずいよなーなんて思いながら学校へ行くと
ヒロはいつも通り教室にいた。あまり元気がないような感じもしたけど俺たちが帰っちゃった事を
怒っている様子でもなかった。
「あのさ、ヒロどこに隠れてたんだよ」って聞くと
「ほら、扉がついた小さな家みたいなお墓あったじゃん。あの中」って答えた。
95:
本当にあった怖い名無し:2011/06/01(水) 23:41:09.93 ID:ydBWlOMD0
「お前馬鹿じゃねーの。お母さんに聞いたんだけどあれ、その家の先祖とかの骨壷が
たくさん置いてあるとこなんだぞ」って怒ったら
「あー白い壷とか置いてあったわ」ってそっけなく答えられたんで俺は
頭にきて「信じられねー」って捨て台詞吐いて自分の席に戻った。
98:
本当にあった怖い名無し:2011/06/01(水) 23:47:22.76 ID:ydBWlOMD0
そうしたら俺とヒロのやり取りを見てたのか、一緒にかくれんぼしてた他の友達が来て
「何?やっぱり昨日のあの叫び声、ヒロだったの?」っていきなり聞かれたんで俺は
「え?」っと思わず言っちゃったんだ。一瞬何を聞かれたのかわからなかったんだけど、
「ああ、そうだ」って昨日のあの墓地から聞こえた叫び声を思い出した。
「やっぱりヒロだったの?」
「・・・いや、忘れてた。聞いてないや」って言ったら
「何だよ・・・あいつさ俺たちが聞いても『知らない』ってとぼけてんだよ」
「あれ絶対ヒロだよな」
99:
本当にあった怖い名無し:2011/06/01(水) 23:51:38.68 ID:ydBWlOMD0
俺は昨日の出来事を思い浮かべながらヒロのほうを向いたらヒロと目が合った。
ヒロはなぜか目をそらして下を向いてしまった。
その日、俺たちとヒロは何だか妙な関係だった。
お互いに話したいことがあるんだけれど何だか近づいちゃいけないような。
100:
本当にあった怖い名無し:2011/06/01(水) 23:58:11.18 ID:ydBWlOMD0
学校が終わって俺たちはヒロを除いていつも通り帰ったんだ。
友達と別れて一人で歩いてると駄菓子屋さんの脇にヒロがいた。
俺はなんて声をかけていいのかわからんかったから
「何で先に帰っちゃうんだよ」って言ったと思う。
そしたら「○○(俺のあだ名)だけ大丈夫だから」って言われた。
101:
本当にあった怖い名無し:2011/06/02(木) 00:01:28.78 ID:JTQgXlIh0
「・・・え?」
「他のみんなには言わないでね」
こいつは何を言ってるんだろうって思ったけど、たぶん昨日の事だなって思ったし
ずーっと聞きたいと思ってたから「うん」っていった。
「あのさ、昨日かくれんぼしようっていって隠れたじゃん」
102:
本当にあった怖い名無し:2011/06/02(木) 00:04:16.17 ID:JTQgXlIh0
「うん」
「俺さ、最初○○が朝言ってた骨壷が置いてある家みたいなとこに
隠れてたんだ」
「だけど怖くてすぐ出てさ、他のところに隠れようとしたら
ケン(鬼だった奴)が近くにいたんだ」
103:
本当にあった怖い名無し:2011/06/02(木) 00:06:29.04 ID:JTQgXlIh0
「うん」
「だから俺、しゃがんでケンがどっかにいくの待ってたんだんだけど
ケンの後ろにさ変な女の人がいてさ、ずっとケンの後くっついて歩いてたんだ」
104:
本当にあった怖い名無し:2011/06/02(木) 00:09:15.87 ID:JTQgXlIh0
「ずっとケンのこと睨んでて。俺怖くてずっと動けなかったんだ」
俺はなんかからかわれてるのかなって思ったんだけどヒロが真面目な顔して
話してるんでそのまま話をきいてた。
105:
本当にあった怖い名無し:2011/06/02(木) 00:12:52.74 ID:JTQgXlIh0
「怖くてずっと隠れてたら、遠くで皆の声がしてるから『みんな出てきたんだな』って
思って俺も行こうとしたんだけど、あの女の人がみんなのすぐ後ろにいて
みんなの事にらんでたから、俺動けなかったんだ」
107:
本当にあった怖い名無し:2011/06/02(木) 00:19:42.73 ID:JTQgXlIh0
最初は半信半疑で聞いてた俺もさすがに怖くなったんで
「何で俺だけ大丈夫なの?」って聞いたら
「○○だけはあの女の人がくっついてなかったし睨んでなかったから」
って言われた。(正直何で俺だけ大丈夫だったのか未だに不明)
「やっぱりあの時のでかい声ヒロだったの?」
「・・・うん。皆が女の人と出て行ってさ。もう大丈夫かなって思って
別の出口から出ようとしたらあの女がいて俺のこと睨んでたんだ。俺、もうどうしたらいいか
わかんなくなっちゃったから走って学校に逃げたんだ」
109:
本当にあった怖い名無し:2011/06/02(木) 00:24:54.39 ID:JTQgXlIh0
結局ヒロは俺たちが去ったあと学校へ戻って、先生に気分が悪いから親に
迎えに来て欲しいって頼んで帰ったらしい。
一気にその事を話し終えると疲れたのか「じゃあ、また明日ね。この話内緒ね」って
言って帰っちゃった。
114:
本当にあった怖い名無し:2011/06/02(木) 00:29:08.32 ID:JTQgXlIh0
長くなったんでまとめると
その後その話は誰にもしてない。そのお陰でヒロと他の仲間との関係は悪化して
俺以外の奴とは誰とも話さなくなった。ヒロはまだ何か隠してる事がありそうだったけど
高校の時バイクの事故で亡くなってしまったのであの女の事は謎のまま。
168:
本当にあった怖い名無し:2011/06/02(木) 03:16:14.67 ID:3n3YQHCF0
あんま怖くないけど書くわ…
アルフォートって菓子があるんだけど、俺そいつが大好きなわけ。で、毎月気分が良い日には必ず買うわけ。
正方形のクッキーにチョコが厚めに張り付いてて、ボリュームがあってかなり満足なんだよ。
で、その日も会社で予算達成してさ、よし今日はアルフォート買うぞーって、買ったんだが袋あけて、個包装の菓子を取り出そうとしたら、なんか妙なんだよ。
何が妙って、なんかこんもり膨らんでる。
窒素?よくわからんけど、個包装内部の空気がなんか膨張してんのかなって思ったんだが、触ってみると何かが入ってる質感があるわけ
で、開けた
169:
本当にあった怖い名無し:2011/06/02(木) 03:22:14.70 ID:3n3YQHCF0
開けたら、ものすごい毛糸が入ってんの。毛糸の細切れのやつがびっしりチョコに融け合って、そこからはみ出てものすごい量の毛糸が入ってるわけ
ビックリして袋の中の個包装の菓子全部出してみたら、そのうちのいくつかがパンパンなんだよ。
やばい、アルフォート新境地になったかなって思ったんだけど
クッキー+チョコ+アーモンドとかなら理解できるけどクッキー+チョコ+毛糸ておかしいだろ。
毛糸は食い物ではありません。ていうかジャンル違うだろって。
それで頭に来てブルボンに送りつけたのね。
そしたら後日物凄く大きなダンボールが届いて、ブルボン様から謝罪の書類とブルボンのお菓子達がいっぱい届いたんだ。
アルフォートも届いた。
で、何が怖いって、謝罪の文面には
菓子製造過程で毛糸が混入してしまったのが今回の件の原因であるとわかりました。
ってあるわけ。製造過程で毛糸?
そりゃ変だなって思ったけど当時はアルフォート届いたのが嬉しくってさ。
牛乳とアルフォートで個人的にはパーティーなわけ。
パーリィって感じなわけね。
171:
本当にあった怖い名無し:2011/06/02(木) 03:25:41.37 ID:3n3YQHCF0
で、パーリィはもうずっと前に終わったんだけど。
もちろん会社でいいことがあったらまたパーリィは開催されるんだけど、それはどうでもいいんだが、問題は毛糸なんだ
これ新聞に載ってんだけど、静岡県某所の菓子工場で製造に従事していた現場作業員が、菓子製造の過程で出る熱で意識混濁を起こし、稼働中の作業機械に巻き込まれて死亡っていう記事が載ったんだよね。
真冬の話なんだけど。
それってアルフォートだよね。
173:
本当にあった怖い名無し:2011/06/02(木) 03:49:45.59 ID:Nmayco6r0
そういえばそんな事件あったな・・・
もうアルフォート食べれなくなっちゃったワン
177:
本当にあった怖い名無し:2011/06/02(木) 05:45:52.28 ID:2sv5gHYPO
えっー!アルフォード好きなのに興ざめだよ。
てか、膨らんだ個包装を検品もしないで出荷しちゃうんだね。
198:
本当にあった怖い名無し:2011/06/02(木) 10:40:21.61 ID:nQD/DPZ/O
十年くらい前の話
当時はいつも夜遅くまで遊んでいて、その日も自宅に帰りついたのは夜中の2時前くらいだった。
ちょっとジュースでも飲もうと自宅前の自販機に小銭を入れて何を買おうか迷っていたら、ふと人の気配を感じたんだ。
すると10㍍くらい先の街灯の下に親子のような2人組いることに気づいた。
髪の長い母親と思わしき女性が傘を差し、カッパを着た幼稚園児くらいの子供の手を握ってずっと街灯前の家のを方を向きながら佇んでいた。
何してんだ?と頭をひねりながらもそこまで気にとめることもなくジュースを買って自宅に帰った。
部屋でゴロゴロしてたらようやく気づいたんだけど…雨なんか降ってなかったんだよな。
それにこんな時間に子連れって…
なんか怖くなってその日は電気つけたまま寝たよ。
翌朝母親にそのことを話したらすごいビックリしてた。
なんでもその街灯の前の家の奥さんは3年くらい前に子供連れて蒸発したらしくて。
母親は「帰ってきたのかねぇ」とか言ってたけどその後はなんの情報もなくまた何日か過ぎていった。
それから1ヶ月後くらいかな、市役所にある使用禁止の焼却炉から燃え残った人間の骨が見つかったのは。
しかもその骨の残骸は2人分あるらしくて大人と子供のものだったみたい。
焼却炉は当時からさらに5年くらい前には使用禁止にされてたし、いつ燃やされていたのかも、誰の骨なのかも特定できなかったみたい。
ただやっぱり母親達の間ではその街灯前の家の主人を疑ってたけどね。
…これで終わりなんだけど全然怖くないし解決もしてなくてごめんね。
ただ俺が見たのは結局なんだったのかなぁって思ってさ。
208:
こないだ釣りにいったのときの話 1:2011/06/02(木) 12:54:00.00 ID:RW5f4l8G0
この間、横須賀に釣りに行ったときの話。
日没直前に到着し、釣座をどこにしようかと岸壁を歩いていると、人影がある。
釣り道具らしきものを持っている。同じく釣座を探しているのだろうと海へ視線を戻した。
また先ほど人影がいた方へ視線を戻すと男性がいない。
あたりを見回すがやはりいない。
先ほど人影がいた場所から戻るには私のそばを通るしかない。
岸壁の下にはテトラポッド等の足場はなく、他に人が立てる場所はない。
見間違えたか、もしくは・・・・
209:
こないだ釣りにいったのときの話 2:2011/06/02(木) 12:56:16.92 ID:RW5f4l8G0
ちょっと怖くなった。が、違う場所へ行く時間が惜しい。
見間違えだ、と自分を説得して釣座を決め、竿を出そうとしていると二人組の男性がやって来た。
今度は確実である。正直少しほっとした。
「どうも、どうですか」
と聞かれたので、
「いやぁ今来たところですよ」
と応じた。二人は地元の人間である様子で、ここのところアジの調子がいいなどと教えてくれた。
しばらくして私が釣っているところからほど近くで、二人が竿を出した。
夜釣り用の夜光ウキが波間にぼんやりと光っている。
210:
こないだ釣りにいったのときの話 3:2011/06/02(木) 12:59:06.21 ID:RW5f4l8G0
そのうち二人組が会話し始めた。
「そういや、この間ここらで大きなイナダを揚げた話聞いた?」
「いいや。いつ?」
「先月かな。トバシカゴ(仕掛けの名前)だとよ」
「へぇ。ここらでイナダがあがるかね・・フカシてんじゃないの?」
「いやいや、わかんないよ。(魚が)廻るときゃ廻るからね」
「まぁなぁ。そういや去年だったか、でかいサバが入れ食いだったことあったな」
「そうそう、Dさんの葬式があったあたりか」
「そうだったかな。そういやDさんもかわいそうになぁ。
何日か前にここで会ったかと思ったら急にだもんなぁ」
「いやホント、心臓ってのは急にヤラれるから怖いやね」
午後10時頃、二人は帰り支度を始めた。
一晩粘る予定だったが、私も慌てて帰り支度を始めた。
終わり。
225:
弟から聞いた話 1:2011/06/02(木) 15:38:30.88 ID:RW5f4l8G0
弟と先週、実家で会ったときに聞いた話。
私の弟は今年春まで、勤務先から電車で20分くらいの場所にあるアパートに住んでいたが、契約が切れるのを機会に引っ越すことにした。
元のアパートの家賃は場所の割に大変安く、なかなか同じ条件の物件はなかった。
弟が、不動産屋へ向かうため駅の反対側にある商店街へ向かって、ぶらついていると「空室あり」の張り紙があるアパートを見つけた。
駅から徒歩6~7分。
3階建ての2階。
張り紙を読むと元のアパートより1部屋多く、綺麗なのだが、家賃はほぼ一緒である。
正直言ってその広さ、築年数でその家賃は場所的に破格であった。
226:
弟から聞いた話 2:2011/06/02(木) 15:41:49.41 ID:RW5f4l8G0
連絡先には不動産屋の名前ではなく、個人名と連絡先が書いてあった。
電話を架けると自分が大家であるというので、早速会いに行ったという。
大家の家はアパートから歩いて10分程のところにあった。
大家はかなり高齢の女性で、聞けばいつでも入居可能だという。
ただ大家は一つだけ条件を付けた。
「女性を住まわせないこと」
というよりは「男女の同居」が不可なのだという。
弟に彼女がいるが、一緒に住む予定はない。
弟が、遊びに来るくらいはいいんですか、と聞くと、
それは構わないが住むのは絶対に駄目だ、と念を押された。
その条件は他の部屋も同じのはずだ。
夜中に子どもの泣き声なんかに悩まされることもないな、と思った。
その駅周辺の雰囲気自体が気に入ってたのこともあり、弟は入居を決めたのだという。
228:
弟から聞いた話 3:2011/06/02(木) 15:43:56.09 ID:RW5f4l8G0
ところが、引越してから気づいた。
部屋の押入れを開けると、天板の隅に御札が貼ってあったのだ。
真四角の、手のひらくらい小さな御札。判読不明の字が、円形に朱で書かれている。
内覧のときには気付かなかったのだが、引越の後片付けをしていて、初めて気が付いたという。
不気味ではあるが、剥す勇気もなくそのままにした。
そして引越しから1週間たった頃、夜の11時過ぎにチャイムが鳴った。
だれだろうとインターホンを取ると女性である。
3階の住人だという。
何か苦情か、と身構えて弟はドアを開けた。
229:
弟から聞いた話 4:2011/06/02(木) 15:46:06.95 ID:RW5f4l8G0
「あの、夜分すいません。3階の○○といいますが、ちょっとお尋ねしていいですか?」
その女性を見るのは始めてだったが、見ると夜目にも顔が青い。
いや蒼白である。
何かに怯えているのか、おどおどしてるっていうかそんな感じだった、という。
「何でしょうか」
「突然、こんな時間に失礼なお話なんですけど、お一人で住んでいるんですよね?」
「えっ?そうですけど」
「女性は住んでいませんよね」
「そうですけど、なんなんですか?」
余りに唐突である。第一、初対面の人間に聞く話ではない。時間も時間ですこしムッとした。
たぶん表情に出たのだろう、女性は
「あ、すいません。ゴメンなさい」
といって部屋へと戻っていった。
その時、女性が小さく「隣かぁ」とつぶやいたのが聞こえたという。
230:
弟から聞いた話 5:2011/06/02(木) 15:48:50.88 ID:RW5f4l8G0
それから何週間かしたある日、隣の部屋が突然、引越し、空室になった。
隣には女性が住んでいたのだが、たまに来る程度だった彼氏らしき男性を毎日、朝に見かけるようになった直後のことだったという。
隣が引越をした翌日、ごみ捨て場には、隣の部屋から出たと思われる
大量のゴミが置いてある。
ふと、目をやって息を呑んだ。
大量の御札であった。
それはコンビニの袋に入れて捨てられていた。
ところが、そんな詰め込まれているように見えない袋が裂けて御札がにゅっ、と飛び出している。
弟は、怖くなってよくは見ていないが、その全てが二つに破かれていたと思う、と言った。
弟自身の部屋に何かが起こった訳ではなく、隣と、階上の部屋に何が起こったのかは分からないという。
ただその後、休日などに、尋ねてきた3階の女性を見かけることがあるが、その顔は、夜に尋ねてきた人間と同一人物だとは思えないほど血色のいい元気そうな顔なんだ、と弟は話した。
以 上
257:
本当にあった怖い名無し:2011/06/02(木) 21:13:48.64 ID:JQ8O9b+oO
僕が学生時代の時の話です。
自分でいうのもなんですが、秀でた能力もなく性格が内向的で無口で他人から見れば陰気くさかったであろう僕はいじめに遭っていました。
両親は自営業を営んでいましたが、経営が上手くいかず父と母の喧嘩は日常茶飯事でした。
学校にも家にもいるのが辛く居場所がなかった。
「自分はなんの為に生きているんだろう?」
「なんで自分はいつも辛い思いばかりするんだろう?」
とか毎日の様に考えていた。
やがて登校拒否する様になり、家にいるのも嫌で家出する事もあった。
父は厳しく母は過保護でしたが、
僕が家出した時は父は「放っておけ!」と言い捨て、
母は「〇〇の所にいく」とわめいていた様です
学校にも行かなくなり、親にも近づきにくかったのでずっと一人でいる事が多かったですが、一人でいるとネガティブな事ばかり考えてしまう様になるんですよね。
「僕の人生はもうダメだ」
「死ぬしかない」
そういう思考で頭が埋め尽くされる様になっていた。
ある夜、僕はマンションの4階から飛び降りた。
・・・・気がつくと天国ではなく、病院のベッドで寝ていた。
側には親がいる。
父に「馬鹿やろう」と言われた。
色々説教受けたが、目には涙を浮かべていて、
「大事なモノを奪うなよ」とか言われて複雑な気持ちになった。
そういえば母の姿が見えない。
あの夜本当に馬鹿なことしたと思う。
大事なモノを失ってしまった
319:本当にあった怖い名無し:2011/06/03(金) 01:35:36.17 ID:pSECuonM0
>>257
過保護な母親は、息子が死んだと思って
後追いしたのかな。
洒落にならない話ですね(;;)
260:
本当にあった怖い名無し:2011/06/02(木) 22:21:10.11 ID:eljbeIAW0
恐いかどうかは不明だけど、洒落にならない実話を一つ
小学生の頃。母親の買い物袋にお菓子をそっと入れるのが日課だったあの頃の話
いつものように母と一緒にデパートに買い物に出かけた
そしていつものようにおもちゃコーナーや本屋を回った後
母親と1Fで合流。
やっぱりいつものようにお菓子を入れようとしたけどその日はバレて、失敗
で、しょぼーんとしてたら、冷凍食品コーナーでTVでCMやってた新製品名前や詳細は忘れたけど、ハンバーグカツ?みたいなのだったと思う
それを見つけた。
で、代わりにと母親に食べてみたいと言ったら普通に買って貰えた
家に帰って、夕飯にそれを食べた。
もともと美味しそうだなと思ってた通り、それは美味しかった
で、当然のように母親にそのことを伝えて、また同じのを買って来るように頼んだ
でも、次の日。
買い物から帰った母はそれは無かったと言った
美味しかったから売り切れてもしょうがないかと納得して、飯食って風呂入ってFCやって寝た
そして、それ以降。その新製品が食卓に並ぶこともなく。CMも流れなくなった
美味しかったとは言え、所詮は小学生。
頼んだことも忘れて1年くらい立ったある日いつものように母と買い物でいつものようにおもちゃコーナーを回って
本屋に寄った時たまたま、怖い話特集みたいな文庫本を見つけ手にとった
パラパラと読んでたら、とある記事が目に留まる
とある食品メーカーの工場で、作業員が機械に巻き込まれ死亡したって話
なんでか忘れたけど、事故発覚が遅れ結果的に作業員がINした冷凍食品が流通してしまったと言う、よくある真偽不明の都市伝説だったが……
問題のその製品はすぐに回収されたけど、完全には回収できずそれなりの数が食卓に上って、それを食べちゃった人が結構いるってこと
話の内容上製品名やメーカー名は載ってなくニュースにもならなかったらしい
文庫本の内容はそれで終わり
その日以来数年間。肉料理を食べれなくなった。
今は開き直って、普通にパクパク食べてるけどねw
20~30年前の話だけど
似たような経験。
思い当たる人いるんじゃないかな?
395:
本当にあった怖い名無し:2011/06/03(金) 14:17:43.68 ID:RVgqMhpRO
俺も怖い話を一つしよう
俺は厨房なんで、当然家族とともに暮らしている。
中一の時に自分の部屋が欲しくなったんで、親に頼んだ。
俺の家には物置みたいになってる部屋が二部屋あったから、
親がどちらかを片付けたら、その部屋をくれるって言ったんだ。
396:
本当にあった怖い名無し:2011/06/03(金) 14:23:37.34 ID:RVgqMhpRO
俺は喜んで引き受けた。
ちなみに物置みたいになってた部屋は隣同士だったんだ。
パッと見て右の部屋は明らかにゴミが多いWWW
左はまだマシだったんで左を貰うことにした。
ニ、三日で片付いた。
模様替えをして、俺の部屋に完璧になっていったんだ
397:
本当にあった怖い名無し:2011/06/03(金) 14:26:23.30 ID:RVgqMhpRO
すごしはじめて奇妙なことが起こったんだ
夜になると金縛りにかかるようになった。
まぁ、たまにだがWWW
398:
本当にあった怖い名無し:2011/06/03(金) 14:30:49.66 ID:RVgqMhpRO
そんなに気にしなかった。
でも深夜になると、壁をドンドン!、と叩いてるような音が聴こえてきた。
流石にビビりな俺は固まってしまったWWW
その音が聴こえる場所が物置のはずの隣の部屋だった…
399:
本当にあった怖い名無し:2011/06/03(金) 14:33:10.42 ID:RVgqMhpRO
そのうち慣れてきた俺WWW
俺は夜行性なので基本的に深夜まで起きてるから音も日常茶飯事のことになった。
別に危害があるわけでもないし
400:
本当にあった怖い名無し:2011/06/03(金) 14:37:41.39 ID:RVgqMhpRO
話は変わるが俺の父親には霊感がある
俺や母や弟は無いのだが、
父だけは霊感があったから、あ!あそこに霊が居る!みたいなのをたまに聞かされてたWWW
マジか( ゜Д゜)、みたいなスゲー怖い話も聞かされたことが幾度かある
402:
本当にあった怖い名無し:2011/06/03(金) 14:42:03.90 ID:RVgqMhpRO
時は流れて、厨三(今年WWW)
俺の両親は自営業で、帰りが23時位だった
帰ってきたら両親の部屋で話をしてから俺は部屋に戻る、
という習慣になり、その日も他愛のない話をしていた。
だが途中から怖い話になり、俺はビビっていたWWW
403:
本当にあった怖い名無し:2011/06/03(金) 14:45:08.56 ID:RVgqMhpRO
丁度イイ!と俺は思い、父に
俺の部屋か隣の部屋に霊いない?って聞いたんだ
そしたら、お前の隣の部屋ヤバいよなWWW
って言われた…
俺は、え!?みないな感じになった。
406:
本当にあった怖い名無し:2011/06/03(金) 14:50:19.50 ID:RVgqMhpRO
何がヤバいのか聞いてみたんだ
そしたら、部屋が霊の通り道らしくそこに溜まっているらしい。
簡単に言えば住み着きやすい場所なのだ。
ゴミが溜まっているのも原因だと父は言っていた
そして、その部屋に飾ってある日本人形(五体)も良くないらしい。
問題はここからだった
408:
本当にあった怖い名無し:2011/06/03(金) 14:55:01.85 ID:RVgqMhpRO
急に父がウトウトしはじめた。
俺と母はビビりながら聞いていたが、まだ話の途中だったので父に、あと何がヤバいの?
と聞いたら
眠たそうに言葉を発した、
「人形の首が…」
「首が落ちてる」
「触るな」
「23番の男の履歴」
「野菜はもういい…」
と言った
410:
本当にあった怖い名無し:2011/06/03(金) 15:00:51.73 ID:RVgqMhpRO
ハッキリ言って怖かったWWW
俺も母も硬直状態。
母は冗談にしてはひど過ぎる、と父を叩き起こした
そして父に何さっきの!
と問いただしたら、
俺、何も言ってねぇよ
と言われた。
冗談にならなかった
ていうか何?みたいな父。
全く覚えていなかったらしい
411:
本当にあった怖い名無し:2011/06/03(金) 15:08:38.18 ID:RVgqMhpRO
あとで聞いたら俺と母の後ろ付近に赤い服を着たハリセンボンの春菜似のババアがいたらしい。
それにフッと意識が切れたから多分喋らされてたんだなWWW
とか言いやがるWWW
あと、その部屋は危険だから近づくなって言われた
下手な心霊スポットよりヤバいらしい
あれから二ヶ月経つが俺はまだその部屋の隣ですWWW
826:
本当にあった怖い名無し:2011/06/05(日) 16:38:53.69 ID:llMkkttD0
洒落にならないくらい怖いかどうかはよく分からんのだが、友人から聞いた個人的にゾクっときた話ならある。
需要あるかな。
文才無いから文章おかしいかもしれん。
私の友人から聞いた話です。
その友人には霊感があり、特に「聴覚」や「嗅覚」によって様々なものを感じ取ってしまうような人でした。
(その友人の母親にも霊感があり、主に「視覚」が働くそうです。)
友人は高校入学前に、今まで住んでいた借家を離れ、同じ市内の新築の家に引っ越しました。
引っ越しの片付けを終え、今から住むという時に、友人は異様な臭いを感じました。
じめっとした何ともいえないような臭いだったそうです。
しかし他の家族は何の反応も示さないので、この臭いは自分にしか分からないのだろうかと、友人は不思議に思っていました。
それからしばらくしたある日。友人の祖父が亡くなりました。
葬儀を終え、火葬場で祖父を火葬していた時に、友人はあの家の臭いのことを思い出し、確信しました。
ああ、あの時した家の臭いは、人間を焼いたときの臭いだったんだ。
以上です。
他にもこの友人は様々な体験をしているようです。
私はこの話を聞いた時とてもぞくっときましたが、
文才が無い為あまりうまく文章にすることが出来ませんでした。
分かりづらく見苦しかったでしょうがどうかお許しください。
その上アルフォートの話がデマだって所は端折りやがって
気づけば北海道の公用語はロシア語に、沖縄の公用語は中国語に、対馬の公用語はハングルに……