ネットから拾って来た面白ネタをご紹介する『またここねっと♪』です!

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【画像有り】家でネトゲのスロットやったら簡単に3DSLL手に入れたったwwwww
  • 1:名無しさん:2013/03/30(土) 17:38:37 ID:

    ネットゲームにハマってたら3DSLLが手に入ったったwwwww
    他にもいろいろあるし絶対病みつきになること間違いないなwwww
    ←続きを見る!
  • ちょw助けて!!超怖い体験したんだけど・・・・

    1:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/21(金) 01:27:27.77 ID:TdZDsXzq0

    怖い漫画読めない
    ひぐらしとか怖くて途中で泣きそうになった

    友達からアイアムアヒーロー4巻まで借りた
    1巻の終わりで心臓ちぎれるかと思った
    このまま怖い展開なの?誰か教えて



    3:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/21(金) 01:30:31.74 ID:RlVJ8EH/P

    落ち着け、気分切り替えて彼岸島読め


    4:梅ヶ枝餅 ◆MOTI..op.. :2011/01/21(金) 01:30:37.64 ID:vlf9QyXnP

    君には読まないという選択肢がある


    8:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/21(金) 01:35:47.43 ID:IpxDbRKf0

    902 本当にあった怖い名無し 2008/01/21(月) 00:52:13 ID:wohjQNUp0
    これを書いたら、昔の仲間なら俺が誰だか分かると思う。
    ばれたら相当やばい。まだ生きてるって知られたら、また探しにかかるだろう。
     でも俺が書かなきゃ、あの井戸の存在は闇に葬られたままだ。だから書こうと
    思う。文章作るの下手だし、かなり長くなった。しかも怪談じゃないから、興味
    の湧いた人だけ読んで欲しい。

     今から数年前の話。俺は東京にある、某組織の若手幹部に使われてた。Nさんっ
    て人。今やそういう組織も、日々の微妙にヤバい仕事は、アウトソーシングです
    よ。それも組織じゃなく、個人が雇うの。警察が介入してきたら、トカゲの尻尾
    切りってやつね。

    その代わり金まわりは、かなり良かったよ。俺は都内の、比較的金持ちの日本人、
    外国人が遊ぶ街で働いてた。日々のヤバい仕事っていうと、すごそうだけど、実
    際に俺がやってたのは、ワンボックスで花屋に花取りに行って、代金を払う。
    その花を俺がキャバクラから、高級クラブまで配達する。キャバクラ行くと、必
    ず花置いてあんだろ?あれだよ。で、花配りながら、集金して回る。

     もちろん花屋に渡した代金の、3~5倍はもらうんだけどね。3万が10万、5万が
    25万になったりするわけよ。月に3千万くらいにはなったね。

     俺がやるヤバい仕事ってのは、最初はその程度だった。それでも結構真面目に
    やってた。相手も海千山千のが多いからさ。相手が若僧だと思うと、なめてかかっ
    て、値切ろうとするバカもいるんだよね。

     その度に暴力沙汰起こしてたんじゃ、仕事になんないわけだ。起こす奴もいる
    けど。でも警察呼ばれたら負けだからね。次から金取れなくなるから、組から睨
    まれる。タダじゃすまんよ。
     そういう時、俺は粘り強く話す。話すけど、肝心なトコは絶対譲らない。一円
    も値切らせないし、ひとつの条件もつけさせない。


    12:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/21(金) 01:37:33.29 ID:IpxDbRKf0

    903 本当にあった怖い名無し 2008/01/21(月) 00:54:00 ID:wohjQNUp0
     前置き長くなったけど、まあうまくやってるってんで、Nさんの舎弟のSさん、Kさ
    んなんかに、結構信頼されるようになった。

     それで時々花の配達に使ってるワンボックスで、夜中に呼び出されるようになっ
    た。積んでるのは、多分ドラム缶とか段ボール。荷物積む時は、俺は運転席から
    出ない事になってたし、後ろは目張りされてて、見えないから。
     それでベンツの後ろついてくだけ。荷物を下ろしたら、少し離れたところで待たさ
    れて、またベンツについて帰って、金もらって終了。

     何を運んでたなんて知らない。その代わり、1回の仕事で、花の配達の1ヶ月分
    のバイト代をもらえた。
     ある夜、また呼び出された。行ってみると、いつもとメンツが違う。いつもはSさん
    かKさんと、部下の若い人だった。ところがその日は、幹部のNさんがいて、他には
    Sさん、Kさんの3人だけ。

     3人とも異様に緊張してイラついてて、明らかに普通じゃない雰囲気。俺が着いて
    も、エンジン切って待ってろって言ったまま、ボソボソ何か話してた。
    「・・・はこのまま帰せ」
    「あいつは大丈夫ですよ。それより・・・」
    途切れ途切れに会話が聞こえてたけど、結局俺は運転していく事になった。何だか
    嫌な予感がしたけどね。

     後ろのハッチが開いて、何か積んでるのが分かった。でも今回はドラム缶とか、段
    ボールじゃなかった。置いた時の音がね、いつもと違ってた。重そうなもんではあった
    けど。
     更に変だったのが、SさんとKさんが同乗した事。いつもは俺一人で、ベンツについ
    てくだけなのに。しかもいきなり首都高に入った。あそこはカメラもあるし、出入口には
    Nシステムもあるから。こういう仕事の時は、一般道でもNシステムは回避して走るのに。


    15:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/21(金) 01:39:31.25 ID:IpxDbRKf0

    まだ怖くないのに・・・
    ごめんなさい(´・ω・`)

    16:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/21(金) 01:40:19.68 ID:4oLp56si0

    >>15
    知ってるけど早く貼れ


    19:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/21(金) 01:41:40.35 ID:IpxDbRKf0

    904 本当にあった怖い名無し 2008/01/21(月) 00:54:47 ID:wohjQNUp0
     首都高の環状線はさ、皇居を見下ろしちゃいけないとかでさ、何ヵ所か地下に入るよ
    ね。恥ずかしながら、俺は運転には自信あるけど、道覚えるのは、苦手なんだよね。方
    向音痴だし。

     多分環状線を、2周くらいしたと思う。車が途切れたところで、突然Nさんが乗るベンツ
    が、トンネルの中で、ハザード出した。

     それまでSさんもKさんも、ひと言もしゃべらなかったけど、Sさんが、右の車線に入って
    止めろって。言われるままに止めたよ。そこって合流地点だった。で、中洲みたいになっ
    てるとこに、バックで車入れろって言うから、その通りにして、ライト消した。

     両側柱になってて、普通に走ってる車からは、振り返って見たとしても、なかなか見つけ
    られないと思う。まあ見つけたとしても、かかわり合いにならない方が良いけどね。Nさん
    が乗ったベンツは、そのまま走り去った。

     SさんとKさんは、二人で荷物を下ろしてたけど、俺にも下りて来いって。俺はこの時も、
    嫌な予感がした。今まで呼ばれた事なんて無かったし。

     SさんとKさんが、二人で担ぎ上げてるビニールの袋。映画とかでよく見る、死体袋とか
    いう黒いやつ。もう中身は、絶対に人間としか思えない。


    20:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/21(金) 01:43:23.29 ID:IpxDbRKf0

    905 本当にあった怖い名無し 2008/01/21(月) 00:55:26 ID:wohjQNUp0
     とんでもない事に巻き込まれたって思って、腰が痛くなった。多分腰抜ける寸前だったん
    だろう。何で組の人じゃなくて、俺なの?ってその時は思ったけど、その理由も後になれば
    分かったんだけど。

     で、Sさんがポケットに鍵があるから、それ使って、金網の扉の鍵開けろって言うから、言
    う通りにした。金網開けて、5~6メートルで、また扉にぶつかる。扉というより、鉄柵って感
    じかな。だって開ける為の把手とか無いし、第一鍵穴すら見当たらない。

     どうすんだろうな~と思ったら、またSさんが別のポケットを指定。今度は大小ひとつずつ
    の鍵。コンクリの壁にステンレスの小さい蓋が付いてて、それを小さい方の鍵で開ける。中
    に円筒形の鍵穴があって、それは大きい方の鍵。それを回すと、ガチャって音がして、柵が
    少し動いた。

     右から左に柵が開いた。壁の中まで柵が食い込んでて、その中でロックされてる。鍵を壊
    して侵入は、出来ない構造らしい。

     更に先はもう真っ暗。マグライトをつけて先に進んだけど、すぐに鉄扉に当たった。
    『無断立入厳禁 防衛施設庁』って書いてあった。これは不思議だった。だってここ道路公
    団の施設だよね?

     ていうか、こんなとこ入って、平気なのかなって思った。まあこの人たちのやる事だから、
    抜かりは無いとは思うんだけど、監視カメラとかあるんじゃないのって、不安になった。まあ
    中に進んだら、もっと不思議なもんが、待ってたんだけどね。鉄の扉も、さっきの鉄柵と同じ
    要領で開いて、俺たちは中に入った。


    22:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/21(金) 01:44:42.08 ID:IpxDbRKf0

    906 本当にあった怖い名無し 2008/01/21(月) 00:56:30 ID:wohjQNUp0
     SさんもKさんも、うっすら汗かき始めてて、随分重そうだったけど、運ぶの手伝えとは言
    わなかった。中に入るとすぐ階段で、ひたすら下に下りて行った。結構下りた。時々二人が
    止まって、肩に担ぎ上げた「荷物」を担ぎ直してた。

     階段を下りると、ものすごく広い通路が、左右に伸びてた。多分幅10mくらいあったと思う。
    下りたところで、ひと休みした。通路はところどころ電灯がついてて、すごく薄暗いけど、一応
    ライトは無しで歩けた。俺たちは反対側に渡って(って言いたくなるくらい広い)、左手に向かっ
    て進んだ。

     時々休みながら、どれくらい進んだかな。通路自体は分岐はしてない。ひたすら真っ直ぐで、
    左右の壁に時々鉄の扉がついてる。ある扉の前でSさんが止まって言った。
    「これじゃねえか。これだろ」
    そこには『帝国陸軍第十三号坑道』そう書いてあった。字体は古かったけど。信じられる?今
    の日本にあるのは、陸上自衛隊でしょ。何十年も前のトンネルなのか、これは?

     SさんもKさんも、汗だくで息も荒くなってたから、扉を入ったところで、また「荷物」を下ろして、
    休憩する事にした。二人とも無言だったから、俺も黙ってた。

     しばらくして、Sさんがそろそろ行こうって言って、袋の片側、多分『足』がある側を持った。そ
    したら・・・

    『袋』が突然暴れた。Sさんは不意を突かれて、手を放してしまい、弾みで反対側の袋の口から、
    顔が出てきた。猿ぐつわを噛まされた、ちょっと小太りの男。


    24:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/21(金) 01:45:35.73 ID:IpxDbRKf0

    907 本当にあった怖い名無し 2008/01/21(月) 00:57:16 ID:wohjQNUp0
     どっかで見たことある・・・それもあるけど、分かっていながらも、袋からリアルに人が、しかも生
    きた人が出てきた事にビビッて、俺は固まってた。

     SさんがKさんに
    「おい何で目を覚ました!」
    「クスリ打てクスリ!」
    「袋に戻せ!」
    とか言ってるのが聞こえた。

     Kさんはクスリは持って無いとか、何とか答えてた。その間も『袋』は暴れてた。暴れてたという
    か、体を縛られてるらしく、激しく身をよじって、袋から出ようとしていた。
     するとSさんが、袋の上から腹のあたりを、踏んづけるように蹴った。一瞬『袋』の動きが止まっ
    たけど
    「ウ~!」と、すごい唸り声を上げながら、また暴れ出した。

     Sさんは腹のあたりを、構わず蹴り続けた。それでも『袋』は、暴れ続けた。やがてKさんも加わっ
    て、二人で滅茶苦茶に蹴り始めた。パキって音が、2、3回立て続けにした。多分肋骨が折れた
    んだと思う。

    『袋』の動きが止まった。その時なぜか、男は頭を振って、俺に気が付いた。
    それまですごい形相で、暴れていた男が、急に泣きそうな顔で、俺を見つめた。

     Sさんが「袋に戻せ」と言うと、Kさんが男の肩のあたりを、足で抑えながら、
    袋を引っ張って、男を中に戻した。
    今でもその光景は、スローモーションの映像のまま、俺の記憶に残ってる。
    男は袋に戻されるまで、ずっと俺を見てた。一生忘れられない。


    27:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/21(金) 01:46:56.62 ID:IpxDbRKf0

    908 本当にあった怖い名無し 2008/01/21(月) 00:57:44 ID:wohjQNUp0
     Kさんが、袋の口をきつく縛るのを確認すると、Sさんは更に数回、袋を蹴った。
    「これくらいかな。殺しちゃまずいからな」
    Sさんはそう言って、俺を見た。
    「お前、こいつの顔を見たか」
    「いえ・・・突然だったんで、何が何だか」
    そう答えるのが、精一杯だった。その時は本当に、どこかで見たような気がしたけど、
    思い出せなかった。

     SさんとKさんは、再び動かなくなった『袋』を担ぎ上げた。それまでと違うのは、真ん中に俺が
    入ったこと。もう中身を知ってしまったので、一連托生だ。

     それからその13号坑道ってやつを、延々歩いた。今までの広い通路とはうって変わって、幅が
    3mも無いくらいの、狭い通路だった。

     右手は常に壁なんだけど、左手は時々、下に下りる階段があった。
    幅1mちょいくらいの階段で、ほんの数段下りたところに、扉がついてた。

     何個目か分かんないけど、Sさんがある扉の前で止まれって言った。そこもまた『帝国陸軍』。
    『帝国陸軍第126号井戸』って書いてあった
    (128だったかも。偶数だった記憶があるけど忘れた)
    それでSさんに言われるまま、中に入った。

    中は結構広い部屋だった。小中学校の教室くらいはあったかな。その真ん中に、確かに井戸
    があった。でも蓋が閉まってるの。重そうな鉄の蓋。端っこに鎖がついてて、それが天井の滑車
    につながってた。滑車からぶら下がっている、もうひとつの鎖を引いて回すと、蓋についた鎖が
    徐々に巻き取られて、蓋が開いてく仕掛けになってた。


    29:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/21(金) 01:48:03.55 ID:IpxDbRKf0

    910 本当にあった怖い名無し 2008/01/21(月) 00:58:52 ID:wohjQNUp0
     その時、急に扉が開いて、人が入ってきた。俺は驚いてライトを落として、立ち上がってた。S
    さんとKさんも。入ってきたのは、Nさんだった。Nさんは俺たちを見て、怪訝そうな顔をした。
    「S、もう済んだのか」
    Sさんは少しの間、呆然としていたけど、すぐに答えた。
    「済みました」
    Nさんは俺たちの様子を見て、俺たちが井戸の中身を見た事を悟ったみたいだった。
    「見たのか、中を」
    俺たちはうなずきもせず、言葉も発しなかったが、否定しないことが肯定になった。
    「さっさと蓋閉めろ」
    言われて俺は、慌てて鎖のところに行って、さっきとは反対側の鎖を引いて回した。少しずつ蓋
    が閉まっていく。
    「余計な事を考えるんじゃねえ。忘れろ」
     そう言われた。確かにそうなんだけど、ぐるぐる考えた。殺しちゃまずいって、Sさんは言ってた。
    Sさん自身も、なぜ殺しちゃだめなのか、知らなかったんだと思う。生きたまま落とした理由は?
    生きたまま・・・・あの化け物のような奴らがいるところへ。考えたく無くなった。

     俺たちは来た道を戻り、車で道に出た。今度はSさん、Kさんは、Nさんのベンツに乗っていった。
    そしてそれが3人を見た最後になった。

    34:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/21(金) 01:52:13.87 ID:Z3ggG//a0

    >>29
    おい
    肝心なところ飛ばしたろ


    30:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/21(金) 01:48:57.57 ID:IpxDbRKf0

    911 本当にあった怖い名無し 2008/01/21(月) 00:59:15 ID:wohjQNUp0
     俺は思い出していた。あのとき『袋』に入っていた男の顔を。
    最近出所してきた、会長の3男だった。出来の悪い男というウワサだった。
    ケチな仕事で下手を踏み、服役していたらしい。俺は2、3回しか
    顔を合わせた事が無かったが、大した事無さそうなのに、
    威張り散らしてヤな感じだったのを覚えてる。

     だからといって、会長の息子を殺すのはアウトだよ、死体を隠したっていずれバレる。
    それでも出来るだけバレないように、俺を使って運んだんだろうけど。

     あの出来事から2週間くらいして、Nさんが居なくなった、お前も姿をくらませって、
    Sさんから電話があった。バレたんだ。会長の息子を殺ったのを。

     組から距離をおいていたのが幸いして、俺は逃げ延びる事ができた。
    SさんやKさんがどうなったのかは知らない。あれから数年、
    俺は人の多い土地を転々としている。これはあるネットカフェで書いた。

    もうすぐネットカフェも、身分証を見せないと書き込めなくなるらしい。
    これが最後のチャンスだ。
    組の人たちがこれを知れば、どこから書いたのか、すぐに突き止めると思う。
    だから俺はこの街には、二度と戻ってこない。

     誰かあの井戸を突き止めて欲しい。なぜあの井戸に、暴力団なんかが鍵持って入れるのか。
    そうしたら俺の追っ手は、皆捕まるかも知れない。
    俺は逃げ延びたい。これからも逃げ続けるつもりだ。


    36:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/21(金) 01:53:39.02 ID:IpxDbRKf0

    909 本当にあった怖い名無し 2008/01/21(月) 00:58:23 ID:wohjQNUp0
     オレは言われるままに、どんどん鎖を引っ張って、蓋を開けていった。完全に蓋が開いたとこ
    で、二人が『袋』を抱え上げた。もう分かったよ。この地底深く、誰も来ない井戸に、投げ込んで
    しまえば、二度と出てこないもんね。でもひとつだけ分からない事があった。なんで「生きたまま」
    投げ込む必要があるの?

     二人は袋を井戸に落とした。ドボーン!水の中に落ちる音が、するはずだった。でも聞こえて
    きたのは、バシャッて音。この井戸、水が枯れてるんじゃないの?って音。SさんとKさんも、顔
    を見合わせてた。

     Sさんが俺の持っているマグライトを見て顎をしゃくってみせ、首を傾げて井戸を覗けってジェ
    スチャーをした。マグライトで照らしてみたけど、最初はぼんやりとしか底まで光が届かなかっ
    た。レンズを少し回して焦点を絞ると、小さいけど底まで光が届いた。光の輪の中には『袋』の一
    部が照らし出されてる。やっぱり枯れてるみたいで、水はほとんど無い。

     そこに手が現れた。真っ白い手。さらにつるっぱげで、真っ白な頭頂部。
    あれ、さっきの『袋』の人、つるっぱげじゃ無かったよな。
    ワケが分かんなくて、呆然と考えていたら、また頭が現れた。

     え?2人?ますます頭が混乱して、ただ眺めてたら、その頭がすっと上を向いた。
    目が無い。
    空洞とかじゃなくて、鼻の穴みたいな小さい穴がついてるだけ。

     理解不能な出来事に、俺たちは全員固まってた。しかも2人だけじゃ無さそうだ。奴らの周囲
    でも、何かがうごめいている気配がする。何だあれ?人間なのか?なぜ井戸の中にいる?何
    をしている?



    すまぬ・・・すまぬ(´;ω;`)


    39:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/21(金) 01:58:10.17 ID:Crw8YYez0

    これ初めてみた


    43:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/21(金) 02:24:21.63 ID:w03J4cvs0

    なんだろう人が怖がってるの見ると安心する


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    by mitti0